名所巡遊 萩市指月公園

車を運転中沿道の山肌に紫の山藤をよく見かけるようになった。2004年4月下旬に巡った萩市の指月公園にもあったよな~って思いつつ、写真を見返してみた。ここは関ヶ原の戦いのあと毛利氏が厳封されて、新しい居城としたところらしい。いまは指月城の堀や石垣が残るのみであるが、ここでしかないという「ミドリヨシノ」が4月前半には見られる。

040425000左端の部分に天守台があったらしい。右手の指月山の麓にあり、この山頂には山城(詰丸)があったとのことである。

040425002040425003公園内の藤棚は真っ盛り、綺麗な紫の花を咲かせていた。

040425004040425005これは志都岐山神社で、毛利元就、隆元、輝元、敬親、元徳などの萩藩歴代藩主が祀られてるとのこと。この神社の入口に、ここでしか見られないサクラ 「ミドリヨシノ」がある。

040425006040425007040425013このときは、ちょうど牡丹の花が見頃となっていた。また、となりにはエビネ(下の写真。左は「キエビネ」、右は「コウズエビネ」)も咲いていた。

040425008公園内の池の周辺にはツツジも咲き始めていた。

040425011040425010040425009040425012そのほか、いろんな野草が咲いていた。最初が「紫カタバミ」、次が「ヘビイチゴ」、その下が「キュウリグサ」、そして一番下が海岸縁に咲いていた「ハマダイコン」の花々である。

 

 

名所巡遊 宮崎県高千穂

2008年4月に訪れた地のことを…。高千穂は九州のほぼ真ん中にあり、天孫降臨の神話伝説の場所である。その神話と縁のある『天岩戸神社』『高千穂神社』『くしふる神社』など数々の神話史跡の多い場所である。今回は、その神話史跡ではなく高千穂峡のことをちょっと思い出してみた….

081422001パンフレットの最初に見る「真名井の滝」(これは逆の方から撮ったもの)。高さが約17mあり日本の滝百選のひとつであり、この写真とは逆にある滝見台からの景色が一押しとなっている。

081422002おのころ池。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)両神の創った「おのころ島」がある。

081422003おのころ池の上の崖には「月形日形」があり、その近くには「玉垂の滝」というのもあるそうだが、見ていない。

 

081422005081422004柱状節理の崖(上)と「仙人の屏風岩」。阿蘇山大爆発の火砕流が長い年月をかけ浸食され、このような角張った形になったとされる。

081422006「鬼八の力石」。悪さばかりしていた鬼八を三毛入野命が退治した折、鬼八が投げたといわれる石。重さはおおよそ200トンとのこと…

081422013その近くでキセキレイが鳴いているのを見た。

081422007三段橋。一番上が高千穂大橋(鉄製)、真ん中がわかりにくいが神都高千穂大橋(コンクリート製)、そして神橋(石橋)。

081422011081422010081422012神橋の方へ行く途中で、オドリコソウ(上)、マムシグサ(中)、オオアラセイトウ(下)などの花を見つけた。

081422008これが石橋の「神橋(しんばし)」。大正時代は木製だったらしいが、昭和に現在の石造りに造り替えられたとのこと。

081422009「甌穴(ポットホール)」とは、河底のくぼみや割れ目に渦で生じた円筒形の深い穴のこと。その穴に入った小石が渦巻きにより岩を削るため深い穴になるらしい…

犬山巡遊(2) 寂光院

2015年4月15日 犬山について最初に向かったのはこの寂光院。前回書いたように、この日は朝から雲行きが怪しく木曽川沿いでは山沿いにガスも出ていた。本堂へ近づくにつれて雨が落ちだし、本堂を巡遊している頃には雷鳴まで鳴り始めた。ここは継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院と、通称「継鹿尾観音」というらしい。紅葉の若葉も見られ、秋は紅葉で賑わうのでは・・・と思われる。また、織田信長縁の愛知県下最古の霊刹らしい…

15041521総門から入っていくと青紅葉が迎えてくれる。雨続きで参道はぬかるみが多く、また階段も多く歩きにくかったが、新緑には癒される感じか…

15041522千体観音堂の近くの参道にはシャガの花が群生は大げさかもしれないが、たくさん咲いていた。

15041523千体観音堂前には七福神のオブジェが・・・この近くにもう一体のオブジェが…

150415241504152515041526本堂への参道の階段には、道が折れるたびに七福神の名が冠せられていた。参道入口の恵比寿坂(上)に始まり、辨天坂(中)等々。昇るときは気がつかなかったが、この辨天さんおしゃまな座り方をしていた(下)。だから「愛嬌」なのか・・・

15041527ここが「千手観世音像」を祀る本堂。

15041528ここは「大随求菩薩」を祀る隋求尊籠堂。

15041529鐘楼(「願いの鐘」といい、誰でも撞くことができるらしい・・・)近くの紅葉の赤い若葉。青紅葉等をバックに撮ってみた。雨に洗われてとても綺麗だった。秋の紅葉が目に浮かぶようだ…