2008年4月に訪れた地のことを…。高千穂は九州のほぼ真ん中にあり、天孫降臨の神話伝説の場所である。その神話と縁のある『天岩戸神社』『高千穂神社』『くしふる神社』など数々の神話史跡の多い場所である。今回は、その神話史跡ではなく高千穂峡のことをちょっと思い出してみた….
パンフレットの最初に見る「真名井の滝」(これは逆の方から撮ったもの)。高さが約17mあり日本の滝百選のひとつであり、この写真とは逆にある滝見台からの景色が一押しとなっている。
おのころ池。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)両神の創った「おのころ島」がある。
おのころ池の上の崖には「月形日形」があり、その近くには「玉垂の滝」というのもあるそうだが、見ていない。
柱状節理の崖(上)と「仙人の屏風岩」。阿蘇山大爆発の火砕流が長い年月をかけ浸食され、このような角張った形になったとされる。
「鬼八の力石」。悪さばかりしていた鬼八を三毛入野命が退治した折、鬼八が投げたといわれる石。重さはおおよそ200トンとのこと…
その近くでキセキレイが鳴いているのを見た。
三段橋。一番上が高千穂大橋(鉄製)、真ん中がわかりにくいが神都高千穂大橋(コンクリート製)、そして神橋(石橋)。
神橋の方へ行く途中で、オドリコソウ(上)、マムシグサ(中)、オオアラセイトウ(下)などの花を見つけた。
これが石橋の「神橋(しんばし)」。大正時代は木製だったらしいが、昭和に現在の石造りに造り替えられたとのこと。
「甌穴(ポットホール)」とは、河底のくぼみや割れ目に渦で生じた円筒形の深い穴のこと。その穴に入った小石が渦巻きにより岩を削るため深い穴になるらしい…