犬山巡遊(2) 寂光院

2015年4月15日 犬山について最初に向かったのはこの寂光院。前回書いたように、この日は朝から雲行きが怪しく木曽川沿いでは山沿いにガスも出ていた。本堂へ近づくにつれて雨が落ちだし、本堂を巡遊している頃には雷鳴まで鳴り始めた。ここは継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院と、通称「継鹿尾観音」というらしい。紅葉の若葉も見られ、秋は紅葉で賑わうのでは・・・と思われる。また、織田信長縁の愛知県下最古の霊刹らしい…

15041521総門から入っていくと青紅葉が迎えてくれる。雨続きで参道はぬかるみが多く、また階段も多く歩きにくかったが、新緑には癒される感じか…

15041522千体観音堂の近くの参道にはシャガの花が群生は大げさかもしれないが、たくさん咲いていた。

15041523千体観音堂前には七福神のオブジェが・・・この近くにもう一体のオブジェが…

150415241504152515041526本堂への参道の階段には、道が折れるたびに七福神の名が冠せられていた。参道入口の恵比寿坂(上)に始まり、辨天坂(中)等々。昇るときは気がつかなかったが、この辨天さんおしゃまな座り方をしていた(下)。だから「愛嬌」なのか・・・

15041527ここが「千手観世音像」を祀る本堂。

15041528ここは「大随求菩薩」を祀る隋求尊籠堂。

15041529鐘楼(「願いの鐘」といい、誰でも撞くことができるらしい・・・)近くの紅葉の赤い若葉。青紅葉等をバックに撮ってみた。雨に洗われてとても綺麗だった。秋の紅葉が目に浮かぶようだ…

犬山巡遊(1)

2015年4月15日 この日も朝から雨模様だが、昼前には上がる予報なので、予定通り犬山へ向かった。犬山遊園駅で寂光院へのバスについて聞いたら、月に2回ほどしか運行してないとのこと…な~んで?!。仕方がないので、木曽川沿いを歩いていくことに・・・、寂光院では本堂の前あたりから雨になり、さらには雷鳴が・・・。寂光院は改めて記すことにするが、今回は犬山を巡遊した模様を…

15041501木曽川沿いを歩いているときの上流川の山にはガスが垂れ込めていた。このときは、まだ雨は小康状態だったが・・・。

15041502途中の公園(国際交流の場所…とかなっていた)に紅葉の若葉が綺麗だったので撮りにいった。雨の滴が落ちそうになっているのがあったので撮ってみた。

15041503名鉄「犬山遊園」駅の周辺には社寺が多く見えた。それを順にまわっていたら、山門の前に「山門不幸」の立て札が・・・なんじゃ~これ・・・。後で調べてみたら「寺の住職が亡くなり、それを報せる」ためのものらしい…ご冥福を。恥ずかしながら、いままで知らなかった・・・。

1504150415041505これもその一つで、山門に個人の表札があったので、山門の外から覗いた。境内には可愛らしい子地蔵のような地蔵尊が幾つも置かれていた。「おりづる観音」(上)が目立つように立っていた。

1504150615041507「犬山遊園」から「犬山」駅へ移動しようと駅へ行ったらちょうど電車が発車するところだったので、その方面へとテクテク歩くことにした。それが幸いして、途中の郷瀬川の堤防に満開の真っ赤なサクラの木を見つけた(上)。そのときは気がつかなかったが、元の通りへと向かう途中、猫じゃらしみたいな花が咲いているのを見つけた。「ウエミズザクラ(上溝桜と書くらしい)」というサクラの一種のようだ。・・・ラッキー。

150415081504150915041510犬山駅の近くにも社寺が多くあり、これもその一つの「圓明寺」というお寺。山門の横のサクラは満開(上)で、屋根にも地面にもサクラの花びらが・・・(中)。境内には樹齢300年と云われ、犬山では唯一のしだれ桜が、残念ながら葉桜になっていた・・・。だが、想像するだに満開のときは壮観だろう図が浮かぶ…観てみたいものだ。

15041511ここは元々、織田家ゆかりの「木ノ下城跡」だそうだ。犬山城に移り、ここは廃城となったらしい。後に愛宕山長泉寺延命院を建立、将軍地蔵を祀ったのが始まりらしい。

15041512境内の中には「金名水」の井戸があり、「銀名水」の井戸もあるらしい…。見落とした・・・。