社寺巡遊 永観堂のスナップ

15年前の5月、慈照寺銀閣から永観堂へ廻ったときのスナップ。永観堂は京都市左京区永観堂町にある禅林寺の通称である。本尊は阿弥陀如来で、その如来が左を向いていることから「みかえり観音」といわれ、阿弥陀堂(本堂)にある。珍しい像だなぁ…って、不思議な感で観たが、他にもあるとか・・・。秋は「紅葉の永観堂」といわれるほど紅葉のスポットであるようだ…。確かに境内には青紅葉などが多かったかな・・・

000501101これは当時のパンフレットからスキャンしたものであるが、本尊の「みかえり観音(阿弥陀如来像)」である。横向きの如来様って・・・。

000501102000501103これは方丈の前庭の砂盛と、唐門。銀閣寺の銀沙灘・向月台と比べると、あっさりした砂盛で、あ~こういうのがあったんだ…って、記憶に残っていなかった。

000501104後に高台寺へいった折、このような卧龍廊があり、初めて訪れた場所なのに、以前に来たことがあったのかなぁ・・・、なんて思ったことがあったけど、永観堂にあるものを勘違いしていたようだ…。何ともここは「みかえり観音」のみの記憶しかないようだ・・・。

000501105多宝塔。真新しい感じがしていたが、今回調べてみたら、昭和の初期に建立されたものだとか…。

000501106鐘楼。

000501107000501108放生池(ほうじょういけ)。パンフレットには池の周りがみごとに紅葉している写真がある。境内に下のような紅葉があったが、秋にはこのように紅葉して、圧巻だろうなぁ~…なんて・・・

000501109画仙堂の屋根の上に龍が向き合っていた。そういえば、東寺の金堂の屋根の下層にも龍が乗っていたなぁ…。

犬山巡遊(2) 寂光院

2015年4月15日 犬山について最初に向かったのはこの寂光院。前回書いたように、この日は朝から雲行きが怪しく木曽川沿いでは山沿いにガスも出ていた。本堂へ近づくにつれて雨が落ちだし、本堂を巡遊している頃には雷鳴まで鳴り始めた。ここは継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院と、通称「継鹿尾観音」というらしい。紅葉の若葉も見られ、秋は紅葉で賑わうのでは・・・と思われる。また、織田信長縁の愛知県下最古の霊刹らしい…

15041521総門から入っていくと青紅葉が迎えてくれる。雨続きで参道はぬかるみが多く、また階段も多く歩きにくかったが、新緑には癒される感じか…

15041522千体観音堂の近くの参道にはシャガの花が群生は大げさかもしれないが、たくさん咲いていた。

15041523千体観音堂前には七福神のオブジェが・・・この近くにもう一体のオブジェが…

150415241504152515041526本堂への参道の階段には、道が折れるたびに七福神の名が冠せられていた。参道入口の恵比寿坂(上)に始まり、辨天坂(中)等々。昇るときは気がつかなかったが、この辨天さんおしゃまな座り方をしていた(下)。だから「愛嬌」なのか・・・

15041527ここが「千手観世音像」を祀る本堂。

15041528ここは「大随求菩薩」を祀る隋求尊籠堂。

15041529鐘楼(「願いの鐘」といい、誰でも撞くことができるらしい・・・)近くの紅葉の赤い若葉。青紅葉等をバックに撮ってみた。雨に洗われてとても綺麗だった。秋の紅葉が目に浮かぶようだ…