2日目は、奈良の興福寺から

25/11/21(土) 今iPodから流れている曲は、大黒摩季の“いちばん近くにいてね”~
~~~ 2日目は奈良へ。奈良も、東大寺周辺は過去数回来ているが、こんなに近くに、あの「阿修羅像」のある「興福寺」があるとは思ってもいなかった。阿修羅像を拝するのも2回目である。ただ、正面方向からしか見られないので、横の顔の表情が余りよくわからないのが残念だった。
中金堂が修復中で北円堂のあたりまで広く立ち入りが制限されていた。そのせいか、なんとなく全体がだだっ広く殺風景に思えたのは自分だけだろうか・・・。空模様も今にも泣き出しそうな感じでもあったので、なおのことそう思ったのかもしれない。
~~~ 今iPodからは、Kelly Clarksonの“Long Shot”が流れている。

早速、鹿に餌をやる光景に・・・151115002五重塔。それぞれの寺院で違う容姿を見せてくれる151115003東金堂と五重塔。151115004南円堂。右手に藤棚があり、季節なら・・・151115005屋根151115006151115007北円堂。中金堂修復エリアの囲いの中にあり、近づけない151115008三重塔151115009猿沢池。天気がよければ・・・151115010九重塔151115011元興寺へ向かう途中で振り返って…151115012

社寺巡遊 東大寺を巡る

京都の清水寺、奈良の東大寺は共によく足を運んだところである。写真を整理しつつ、2000年4月に訪れたときのものがあり、懐かしく見直してみた。今ではスマホでもあまりないのではないかと思われる、200万画素の2代目のデジカメを使っていた。東大寺は「世界遺産・古都奈良の文化財」の一つである。

2000042900120000429002南大門の両脇に立つ、金剛力士立像の阿形・吽形。普通門の外を見て立っていることが多いが、この2つの立像は向かい合って立っている。

200004290032000042900420000429005中門とその両脇にある、毘沙門天(多聞天)・持国天立像。毘沙門天は四天王の内で北方を守護する善神で、福徳の名が聞こえることから多聞天ともいう。持国天は東方を守護する武神。

20000429006大仏殿。江戸期に再建された三度目の建物で、鎌倉期のものに比べ、およそ三分の二の大きさだそうだ。

20000429007大仏殿の前にある金銅八角灯籠。大仏殿創建当初から長年の風雪に堪えて同じ場所にあるそうだ。

20000429008大仏殿の中の中心、盧紗那仏座像。 「何回見てもでっかいなぁ~・・・」とか思いつつ見ていたような…。

20000429009大仏殿の前にある、賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ) 仏弟子で、如来・菩薩以前の修行課程にある十八羅漢の内第一の聖者。病人が煩っている箇所と同じ部分を撫でると直るという信仰があるそうだ。が、なんとも奇妙な像だなぁ~とか、思っていたような・・・。

20000429010ここには、二月堂、三月堂など月の名が冠せられた建物も多い。これは、「お水取り」でよく見かける二月堂。旧暦の2月に「お水取り」が行われることより、その名があるとか…。

20000429011二月堂の前には4月も月末だというのに八重桜が咲き誇っていた。そう言えば、吉野のサクラは下千本~奥千本まで一月ほどかけて登って行くという話を聞いたことがあるから、八重は遅咲きでもあるし、別におかしいこともないか・・・。

20000429012これは二月堂から見た、今はなき「奈良ドリームランド」の在りし日の姿だ。「東京ディズニー」、「USJ」などに客足を取られて、ここは閉園したらしい・・・。

社寺巡遊 法隆寺

2000年4月に行ったときのメモリー。飛鳥時代のもので世界最古の木造建築だという。1993年12月に日本では最初の世界遺産として登録されたらしい…が、その当時は、聖徳太子が建立し夢殿や薬師如来像で有名な寺、としか認識していなかったと思う・・・。が、後年、梅原猛著「隠された十字架」を読んでからちょっと認識が改まった…、聖徳太子鎮魂の寺、そんな考え方もあるのだと・・・。

00042900駐車場から参道を通って最初に南大門に行き当たる。この寺院の総門らしいが、質素な感じ。

00042901南大門を抜けしばらく行くと西院伽藍の中門へ着く。南大門から結構な距離だったような…。が、五重塔が顔を覗かせていてワクワク…急ぎ足で向かったような・・・。

00042902中門を抜けて見える風景。五重塔と金堂。ここのように回廊というのだろうか、伽藍の中に収まっているのは初めてだったよう…。

0004290300042904五重塔。最初の段の屋根にはこのような餓鬼が四方で支えていた。

00042905大講堂と鐘楼。この大講堂は結構な長さがあったと記憶している。

0004290600042907先の写真とは逆の方から、金堂と五重塔を撮ったもの。金堂の屋根と屋根の間の柱には龍が巻き付いていた。薬師如来像もこの金堂にあったのでは…。

00042908西院伽藍を出てまた結構な距離を歩くと東大門へ。このくぐりしばらく行くと、東院伽藍に行き当たり夢殿があった。

0004290900042910夢殿。これを見たときはおそらく歓喜したのだろう・・・。あの屋根の上の造営物は何を具現化しているのだろうか・・・?!この中に救世観音像が安置されていたとか…。